エルタシン軟膏の効果と副作用【抗生剤軟膏】
エルタシン軟膏(一般名:ゲンタマイシン硫酸塩)は、1970年から発売されている「ゲンタシン軟膏」というお薬のジェネリック医薬品になります。
エルタシン軟膏は皮膚に外用する(塗る)お薬で、抗菌作用(細菌をやっつける作用)を持っています。外用抗生剤の中でも「アミノグリコシド系」というタイプの抗菌薬が含まれています。
外用剤は病変部にのみ作用するため、飲み薬のように全身には作用しにくく余計な副作用が出にくいというメリットがあります。しかしあくまでも局所に対する効果になるため、皮膚の深い場所の感染や広範囲の感染には向きません。
塗り薬はたくさんの種類があるため、それぞれがどのような特徴を持つのかは分かりにくいものです。
エルタシンはどんな特徴のあるお薬で、どんな患者さんに向いているお薬なのか、ここではエルタシンの効能や特徴・副作用について紹介していきます。
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